出ましたよね。妙手。
7六龍。
今日は日曜なので、NHK杯将棋トーナメントの感想です。
佐々木勇気五段 - 藤原直哉七段。
解説は、福崎九段。
佐々木さんは調子よさそうなので、
なんとなく、佐々木さんの勝ちを予想しておりました。
戦型は今週も角換わり腰掛銀。
去年は横歩取りが多かったように思いますが、
今年は、角換わりが流行っていますよね。
福崎さんの解説は軽快で楽しめました。
二歩をからめてジョークにするのは、
定跡でしょうか。
ですが、少々声を出して、笑ってしまいました。
「ここに歩を打ってくれれば、
(二歩で)ギャーとなって勝ちですね。こうはなりません。」
のあたりとか。
なんなんでしょう。
文章にすれば、たいして面白くない気もしますが、
流れというか、間が上手なんですかね。
話し上手になりたいですなぁ。
藤原さんは妙手が
出やすい体質とのこと。
よくわかりませんでしたが、
最終的にわかりました。
(7六龍)
体質なんで,仕方ないですよね.
話は戻って・・・。
序盤はそれほど、角換わり腰掛銀の定跡から
変わってはなかったように思います。
たぶん。
藤原さんが金の上下運動を使って
佐々木さんの仕掛けを待っていました。
駒をぶつけたのは佐々木さんから。
ですが、ぶつけたあたり(7筋)の桂馬を藤原さんが
持ち駒の角で狙い、その折衝で角銀が交換になりましたが、
(58−65手目)
いつのまにか藤原さんが右辺を「角」・「銀」・「と金」で制圧。
(66−70手目)
入玉形となりました。
と金を作れるが、いつでも作れるので、
さらに優位を築いたあたり、プロっぽいんですかね。
私でしたら、ノータイムで喜んでと金を作ります。
終盤、「持将棋になりそう」との解説でしたが、
藤原さんは自玉を安全にした後、
逃げられそうな佐々木玉を捕まえて、
藤原さんの勝ちでした。
佐々木さんの馬2枚、銀1枚が待っているのに、玉を捕まえるのは、
びっくりしました。
秒読みの中で7六龍、すごいですなぁ。
体質なので,しかたない,7六竜.
棋譜.
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