2015年4月26日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。阿部五段-佐藤七段(2015.4.26)






今週も水泳と将棋観戦のコンビネーションでした。

さきほど、将棋、見終わりました。

NHK将棋トーナメントの一回戦。




今日は阿部五段-佐藤七段。





序盤、中盤はあまり見たことのない形でした。

力戦型との解説。







とくに佐藤さんは振り飛車に

しそうな、しなそうな序盤でした。






中盤くらい、阿部さんが馬を作りつつ、香得でしたが、

解説によるとむしろ序・中盤は後手の作戦勝ちとのこと。





でしたが、佐藤さん手渡ししすぎだったんでしょうか。

玉が馬に近づく手渡しの際、(64手目,6二玉)

解説の中川さん、「大丈夫ですか?」の発言の後、

阿部さんが攻め続け、優位を拡大。

寄せまで行く前に佐藤さん、投了でした。










途中、「急所にパンチが入りました。」の解説コメントがありましたが、


将棋って、確かに



「金や玉を攻めるゲームだよなぁ。」



と思いました。








先崎九段はいつだったか、



「玉の近くの金を取られると、

死ぬほど痛い。」




みたいな旨のコメントをしていたのを聞いたこともあります。








毎回、同じようなこと書いている気がします。

すみません。















ニコニコ超会議も2,3番組あったようですが、少しだけ見ました。



イケボのお兄さん、メチャメチャ強そうでした。

糸谷竜王と飛車落ちで指していました。

結果、負けてはいましたが、

糸谷さん、ちょっと、本気出してなかったですか?




香川王将とは角落ちでしっかり勝ち切っていましたし。

こちらは中盤・終盤の読みは

解説の糸谷さんと同じ手が連発していました。

すごいなぁ。




棋譜.



今日の音符読み:49秒

初めて、50秒切りました。
うれしいです。

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2015年4月24日金曜日

人間,意外と丈夫ですよね.






週末ですなぁ.






以下,ピアノ無関係な上に,

下品な表現を含みます.




読んでほしいが,読んでほしくもない.

そんなお話でございます.






自己責任でどうぞ.












題の通り,人間って丈夫にできてるなぁと思っている話です.





子供の頃,ケガってよくしますよね.

最近,少なくなった気もしますが,

うちの娘も頻繁に擦り傷を作っておりました.





例の「ハナクソつけときゃ治る」と言っていた話の

続きでもあります.







嫁さんは手洗いとか消毒とかが大好き.

娘がケガをすると,すぐに消毒液でフキフキします.




あの消毒って本当に効いているのかなぁ.

といつも疑問に思っておりました.




一方・・・,




ウ○コのとき,たまにおしり,キレる場合ありますよね.

傷ができた瞬間でございますよ.

傷口とウ○コが大接近ですよね.

出会い頭のマリアージュ.

あれ,いつも気になっておりました.

「おしりの傷口,消毒しなくていいのか!?」です.






ですが,消毒をしたことなど,一度もありませんし,

おしりが化膿したとか,

バイキンが入って熱が出たとかないわけです・・・.



















今日のケツ論.



傷口にウ○コ塗り付けても

全く問題なし.







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2015年4月20日月曜日

【観る将】第65回NHK杯。澤田六段-高野六段(2015.4.19)





今日は事情により、お仕事休みました。

昨日はNHK将棋トーナメントでした。

澤田六段 - 高野六段。






解説は野月七段。






戦型は角交わり腰掛銀。

最近、よく見ると思います。

戦型の統計をとっていらっしゃるかた、いますかね・・・。

まとめたくなります。










6六、4四にお互い歩の拠点を作っていましたが、

私ですと、あっさり銀で取りたくなります。

取ると、(先手だと)8筋が薄くなりそこから、

攻められるとの解説でした。

野月さんの解説は素人にわかりやすいと思います。





先手、澤田さん角の使い方がうまいように感じました。

相手の飛車を9二に封じ込めつつ、玉頭をにらみました。

角をアッサリ切りとばし、玉頭から素早く寄せ。



大駒、すべてを高野さんに渡す、寄せ。

かっこよかったです。





感想戦では、もう少し粘る筋も検討されていました。

入玉っぽくもなっていました。

去年の行方さん-澤田さんの持将棋を少し思い出してしまいました。





澤田さんは普段、角換わり腰掛銀をあまりやらないと

野月さんはおっしゃっていましたが、

それでも澤田さん強かったです。



棋譜。




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2015年4月13日月曜日

【観る将】第65回NHK杯。豊島七段-塚田九段(2015.4.12)






昨日も,ひと泳ぎして参りました。



さて,昨日のNHK杯将棋トーナメントの感想です。

豊島七段 − 塚田九段。



豊島さんの「矢倉と横歩取りの準備をしてきた」の

インタビュー通り、矢倉に一直線。

序盤はサクサク進みました。







中盤,豊島さんの金と塚田さんの銀が交換されましたが、

塚田さんは交換した金を使って、棒金戦法。

一瞬,緩んだ(素人には緩んでは見えませんが・・・)隙に

豊島さんが,ものすごい攻めでした。





桂馬を2五に何度も打って,

塚田玉回りの金銀がはがされていました。





塚田さん,桂馬4枚持ちましたよね。





以前,「月下の棋士」で,主人公が

桂馬4枚を使って,「四桂(死刑)だ」とか、言って,

相手玉を詰ませていたのを思い出しましたが、

桂馬を使う間もなく,豊島さんが勝ちでした。




長手数の詰めでした。



王手をかけ始めて,19手目で投了。

その後,4手で詰みと解説されておりました。

23手詰めですか・・・.




(私は5手詰めとか3手詰めでも楽しめるくらいの棋力でございます。)





投了時の塚田さんの持ち駒,すごいですね。

「ピッタリ厨」という言葉を聞いたことがあるような気がしますが、

(歩は余しましたが)これもピッタリ,詰みですね。





投了図(クリックで拡大)



豊島さん、強いですなぁ。




豊島さん2回戦は三浦さんですね。

三浦さん、たしか豊島さんに全敗していた気がします。

去年も2回戦で当たって,ボロ負けでかわいそうでした・・・。




相性ってあるんですかね。

三浦さんも強いはずなんですが・・・。




棋譜はこちら.





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2015年4月12日日曜日

【観る将】電王戦ファイナル第五局(阿久津八段-AWAKE)の感想。







電王戦、終わりましたね。


2八角戦法(山口システム)に、はまった瞬間、

巨瀬さんの意志で投了。






会見の感想。

ソフト開発者5名・プロ棋士5名がいらっしゃいましたが、

みなさん個性的でした。





巨瀬さん、暗いですね。

「プロがハメ手で勝ってどうするんだ?」を

何度も繰り返しておりました。





巨瀬さんに対する批判的な意見の方が多いように思います。

が、巨瀬さんを支持します。





圧倒的な暗さ。

私も暗いタイプの人間であります。






私が、「おっぱい。」という言葉をよく、ブログに書くのは

暗さのカモフラージュとか、そういった類のものですよ。

仕方のない用法。





関係ないですね。






似たような人間の香りがいたしましたので、

(勝手に)巨瀬さんのフォロー。






言いたいことの1/10も言えていないのではないかと思います。

思っていることをうまく、しゃべれない人っているんです。

(私はそういうタイプです。)





先の発言は本音だと思います。






2八角の件について、状況を改めて、思い出してみると・・・、




AWAKEがこれにハマってしまうことに巨瀬さんが気づいたのは、

例の100万円チャレンジ。 だそうです。



ですが、人間対人間ではありえない、戦法ですし、

(可能性はゼロではないにしろ)トッププロがこの作戦を

やってくるのは考えにくいし、できればやってほしくない。

と考えていたと推察しています。




その裏には「将棋界の覚醒のためのソフト」が開発のモチベーション。

と、語っているなかで、まさかのハメ手。







巨瀬さんはプロになる夢をかなえられなかった一方、

対峙していたのはプロの中でもトップの部類に入る棋士。

プロ棋士へのあこがれが

あってもおかしくはないと思いますが、

あこがれを否定・裏切られた気持ちもありそうです。






平岡さんが巨瀬さんの気持ちを代弁していたとき・・・、

巨瀬さん、泣いていましたよね・・・。






負けたパターン、勝ったパターン、のコメントは用意していたが、

このパターン時のコメントをあまり、考えていなかったのかもしれません。


考えていたとしても、あの状況で頭が真っ白にもなりえます。








第一局の感想。(斉藤五段-apery)

第二局の感想。(永瀬六段-Selene)

第三局の感想。(稲葉七段-やねうら王)

第四局の感想。(村山七段-ponanza)



1-5戦の観戦記トップ




本局の、

野月さんの観戦記。





棋譜.





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2015年4月8日水曜日

電王戦ファイナル第5局PVの感想。(泣きそう・・・)





将棋電王戦ファイナル第5局。

(阿久津八段-AWAKE)のPVの感想です。







タイトル、嘘です。


完全に泣きました.









ピアノブログのつもりなので、一応、前説明を・・・。








将棋電王戦はコンピュータとプロ棋士5対5の団体戦で、

今年が最後とされています。





第5局のソフトの開発者は

巨瀬(こせ)亮一さん。

元奨励会員です。






奨励会はプロ棋士の養成所。

養成所とされていますが、

ここを勝ち抜いた人だけがプロになります。

完全に戦いの場です。




プロになれるのはほんの一握り。



奨励会の合格率は1/3程度ですし,

奨励会に入会できたとしても,

1年に大体25名くらいが入会して、プロになれるのは年4名。

2割もいかないくらいです。




巨瀬さんも1級で退会されました。






そもそも、なぜAWAKEが最終局に登場するかというと・・・。

2014年11月に行われた「将棋電王トーナメント 」で優勝したため。

ソフト同士のトーナメント戦です.






ここで上位5ソフトが電王戦ファイナルの出場権を得ました。




決勝の相手はポナンザ。

連戦連勝の最強ソフトとみられておりましたし、

実際、AWAKEとの対局でも強烈な攻めで有利に進めていました。

しかし、AWAKEの受けが正確なのと、受けから攻めに転じる手が

ポナンザの読みを上回り、大逆転。






プロ棋士になれなかった、

巨瀬さんはもっとも強いソフトを作りました。








電王戦の最終局に登場するのが1つポイント。






最終局の会場は

東京将棋会館です。

奨励会の対局もここ、

将棋会館で行われます。







巨瀬さんは奨励会を退会して、8年。

将棋会館に、自らが開発したソフトとともに戻ってきます。






決勝で逆転勝ちしたのも,運命的なものを感じます。


すでに感動的。






対する、プロ棋士。

阿久津八段はプロの中でもトップクラス。

今年度リーグ戦はA級に在籍しておりました。
(5クラスの中で一番上)


エリートと言っていいと思います。



ですが、今季リーグ戦の成績はなんと9戦全敗。

電王戦出場が決まったのは去年の秋くらいだったと思います。

コンピュータ戦対策の影響もあったかもしれません。


阿久津さんも負けるわけには、いかないと思います。










巨瀬さんを思うと,切なくなってきます。

(コメントを消した方が感動的な気がします。

右下の「・・・」クリックで消えます.)





第5局PV









泣いたポイント・・・.


「退会の手続きを進めているときに母親に

 『まだ続けたら』と・・・」のあたり。

です.





「その生き方を選んだ少年と・・・」

「その生き方を選べなかった少年と・・・」

も,心に迫ってきました。









コメントにも流れていますが、

1本映画作れそうです。





以下、現実と私の妄想が混じったストーリー。




第1局、イケメン棋士・斉藤五段がソフトを圧倒。

 斉藤さんには恋人がいる設定でやりましょう。

 女流棋士ですと,何かと問題な気がしますので、

 幼なじみにしましょう。




第2局、ソフトの評価値ではソフト側が有利と

 思わせながら、実はプロ棋士が勝勢で、

 さらに、ソフトのバグまで発見。




第3局,悪役も必要ですよ。

 やねさん。

 悪役だけと圧勝しちゃう。





第4局はponanzaが強かった。圧勝。

 村山さんには申し訳ないが,お笑い担当で出てもらいましょう。

 ラジオ体操と謎ダッシュ。



あと、少々関係ないが、

木村八段にも解説役で出演してほしい。





これで2勝2敗で最終局を迎えます。



今回は巨瀬さんが主人公ですが、

阿久津さんに勝ってもらいたい。
 



AWAKEとの対決で将棋の幅が広がり,

来季A級復帰でハッピーエンド。




ただの希望です。





「電王戦ファイナルへの道」の感想はこちら。




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2015年4月5日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。藤井九段-高橋九段(2015.4.5)





電王戦ファイナル第5局のPVで泣きました。

後日、感想を書きたいと思います。






さて、今日はNHK杯。第65回が始まりました。



トーナメント表、先ほど見ました。



森下さん、予選落ちですかね。

最近、森下さんが好きです。

先日の電王戦の解説では、

歩を5枚集めることを1[森下](単位)について、

自ら説明していました。










藤井九段 - 高橋九段。



戦型は先手、藤井さんの四間飛車(角道を止めるタイプ)に対して、

高橋さん、居飛車から、囲いは何と言いますか?


高橋さんの金銀4枚で壁を作る囲いは、「端攻め大丈夫かなぁ。」と

素人ながら見ていたら、全く大丈夫でなかったですね。



飛車・角を交換した直後、

藤井さんは高橋さんにと金を作らせる手順を選んだのが印象的でした。

その後、すぐに端から手を作りました。





1一に飛車を自ら閉じ込めるような手は、少々びっくりしましたが、

タイミングよく、飛車・金交換で、とった金で高橋玉を詰ませました。




寄せにいく途中で、解説の森内さんがすでに、

藤井さんの勝ちをほぼ断言するようなコメント。



何かのフラグにならなければいいなぁ。と思っておりましたが、

隙なく寄せました。

さすがです。



棋譜.




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2015年4月4日土曜日

【観る将】電王戦ファイナル第四局(村山七段-Ponanza)の感想。




今日は将棋電王戦ファイナル第四局でした。

村山七段-Ponanzaです。




先手ポナンザの初手は7八金。

人間は挑発ととらえることもある手ではあるが、

ポナンザ開発者の山本さんは

「ポナンザは有力と考えているようだ」とのことでした。







対居飛車なら、7八金は意味のある手だが、

対振り飛車なら、無意味。

なので、居飛車党を相手にして、この手は

「飛車を振る勇気がありますか?」というメッセージにとることができる。

との解説でした。(森下さんより。)






相横歩取りの将棋。






序盤のポナンザ「7七歩打つ」は、損な手。

(7六歩に出たのにバックだし、銀も桂も前に出れないため。)

とのことだったが、いつの間にかポナンザは馬をつくるし、

駒組みも、なめらか。

最初のほうは、不自然に見えたポナンザ陣はその後、

自然な手で序盤の優勢を築きました。








ポナンザのイメージは駒損でも攻めまくって、勝つみたいな感じでしたが、

今日はそうでもなかったです。

ですが、とにかく強かったです。

金銀の枚数、7対1になる場面もありました。






序盤もソフトが上回っていますか?

どうなんでしょう・・・。






2勝2敗ですね。

来週、阿久津さんが奇跡的に勝つことを祈っております。






第一局の感想。(斉藤五段-apery)

第二局の感想。(永瀬六段-Selene)

第三局の感想。(稲葉七段-やねうら王)




金井さんによる第四局の観戦記




1-5戦の観戦記トップ




棋譜



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