2016年2月28日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。広瀬章人 八段 - 郷田真隆 王将(2016.2.28)




NHK杯将棋トーナメント準々決勝.

広瀬八段 - 郷田王将の感想です.

解説は高橋九段.





高橋さんの戦型予想は角換わり.



予想通り,角換わり腰掛け銀になりました.

定石形でしょうか.

さくさく進みます.




ちょっと,面白かったのは,下の写真.





高橋さんが一生懸命,候補手と

その後の展開を解説していましたが,

後手の郷田さんは6四の角を3七角成.

数手進んでも,高橋さんは変わらず,

その前前提で解説されていました.





清水さんが(その変化の解説は意味ないなぁと)

モジモジし始めたのが面白かったです.

3七角成は角桂交換かと思っていましたが,

4五の銀も取れるので,角と銀桂の2枚替えなんですね.





私は一瞬,びっくりしましたが,

高橋さんによると,あり得る手だそうです.




数手進んで・・・,





1八角.




写真は,広瀬さんの1八角に

郷田さんが5四銀打で対応したところ.

自陣角かつ,端.

ちょっとかっこいいですね.

高橋さんも,この筋違の角打は好手になることが

多いとおっしゃっておりました.




先手の広瀬さんの手番.


歩が3つぶつかったら初段でしたでしょうか・・・.



この局面は

8六の歩,4五の銀,6二の金のどれも取れる状況・・・.

迷いますね.

実際は,玉頭の歩を取っていました.





なんだかんだ,もみ合った後,

広瀬さんの勝ちでした.

(1八の角,活躍していました.)






勝った広瀬さんの顔が紅潮していたのが印象的.



ベスト4がそろいましたなぁ.

村山七段,広瀬八段,久保九段,千田五段

ですね.



優勝は誰かなぁ.





広瀬さんの3回戦の感想(澤田六段戦)

郷田さんの3回戦の感想(阿部健治郎 六段戦)


棋譜.


今日の音符読み:50秒

2016年2月25日木曜日

2016.2.20,余市岳滑りました.




2月に入り,北海道も雨が降ったりしました.

なので,雪質はあまり期待していませんでしたが,

余市岳,登りました.

スキー15日目.

バックカントリー7回目.







余市岳は天気が悪いことが多いようですが,

私,晴れ男

今年2回目の余市岳でございます.




メンバーは5名.

アルペン3名とボード2名.




しっとり系の雪でしたが,

歩きは沈まず楽でしたし,

滑りも,これはこれで気持ちいい雪質.




2回目ですが,余市岳は斜面が大きいです.

南側2回と北側1回,滑りました.

疲れました・・・が,

今回は体調を崩すことはありませんでした.




それではご覧ください.







しかし,スケールが小さい滑りでしょうか.

スピードも遅いですね.

見栄えは全くしません.

(本人は気持ちよく滑っております.)



見ていて,安心はできると思います・・・.


その他のスキーカテゴリもよければどうぞ.


今日の音符読み:46秒

2016年2月21日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。久保利明 九段 - 藤井猛 九段(2016.2.21)




NHK将棋トーナメント準々決勝.

久保九段 - 藤井九段の感想です.

解説は羽生名人.







先手,久保さん.



後手,藤井さん.





羽生さんが解説で登場して,

少し,興奮しました.




羽生名人.




戦型は先手居飛車.

後手,ゴキゲン中飛車.



羽生さん,藤井さんの駒の扱いで

笑っていました.






後手,藤井さん,4四角.



藤井さん,すーっと4四角を指し,

羽生さん,ややウケ.

笑いのつぼも凡人とは違いますでしょうか・・・.






後手の藤井さんが攻めていたように感じました.





6九角.


藤井さん,6九角の王手飛車をお見舞い.



ですが,この局面はすでに

先手の久保さんの勝ちのようでした.




即詰みで久保さんの勝ちでした.







最後の見所は感想戦でしたでしょうか.




放送時間の終わりが近いが

まだ,時間が残っていたので,

「駒を動かしていいですか?」と,清水さん.

局面を戻して,検討してすぐに.

「では,お時間となりました.」と再び,清水さん・・・.






甲斐さん以外,苦笑.
(清水さんは爆笑)






そんなこんなで準々決勝も残り1局.

大詰めですなぁ.




久保さんの3回戦の感想.(阿部六段戦)

藤井さんの3回戦の感想.(北浜八段戦)



棋譜



今日の音符読み:48秒

2016年2月14日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。千田翔太 五段 - 行方尚史 八段(2016.2.14)




NHK将棋トーナメント,

準々決勝.

千田五段 - 行方八段の感想です.

解説は谷川九段.









先手,千田さん.



後手,行方さん.



先手の千田さんの初手,注目でしたよね.

3回戦の糸谷八段戦では,

初手7八金.




今日は普通.

7六歩.





序盤,後手の行方さんが9筋の歩を突きましたが,

よく見るタイプの

角換わり腰掛け銀に合流したようです.






序盤早々,9四歩.





二人とも時間を使わず,

バシバシ指していました.




中盤戦がほとんどないように感じました.

いきなり終盤戦.

駒損しながらも先手の千田さんが攻めまくる展開.


仕掛けから,ほぼ最終盤まで

先手が一方的に攻めていました.

なので,谷川さんの

「これで先手が勝ったら,角換わり腰掛け銀の後手はきつい.」

の解説が印象的でした.



後手がこの戦型を選びにくくなりそうな印象も・・・.

どうなんでしょ.





最後は行方さんが反撃で

千田玉を詰ましそうでしたが,

受けの妙手があったようです.




6八の合駒に金.


金以外だと,

△7八金
▲6七玉

のときに,
△5八馬とできて,以下,

▲5六玉
△4七馬で詰み.

合駒の金はノータイムで指していました.

さすがですなぁ.




結局,千田さんが逃げ切って,千田さんの勝ちでした.

「勝率の高い人は粘り強い」と

誰だったかがおっしゃっていましたが,

千田さんも受けの強さを感じました.

すごいですなぁ.





千田五段の3回戦の感想.(糸谷八段戦)
行方八段の3回戦の感想.(戸辺六段戦)


棋譜.


今日の音符読み:50秒

2016年2月13日土曜日

2016.2.11札幌国際スキー場付近,バックカントリースキー.






インフル後,初めての山スキー.

スキー14日目,

バックカントリー6回目.



札幌国際スキー場から山登りしました.

メンバーは4名.







登り始めはこんな感じ.


前日は風雪が強かったですが,

この日は曇り〜晴れくらい.

快適でした.



登り.



標高を上げるとこんな感じ.

登りも気持ちいいです.





・・・と思っていると,急な坂.









急な坂



スキーを脱いで,ひと坂登りました.









晴れてきました.

ですが,山は少し荒々しいですね.

雪庇が発達中でございました.





少し荒々しい.



登り返して,2本滑りました.

今回は静かな山.

別パーティーには出会いませんでした.

雪質,深さとも滑りやすかったです.






H本さん.


スノーボードはスプレーに迫力があっていいですね!







H本さんの奥様.


丁寧なすべり.






素敵女子.




かっこいいので,もう一枚.


いやー,いいですね!

絵になります.




私も一応,滑りました.




こけそうで,こけないおじさん.


こけなかったので,よしとしましょう.



カレーを食べて,帰りました.

今回も楽しかったです!



その他のスキーカテゴリもよければどうぞ.





2016年2月8日月曜日

2016.2.3,オーンズ滑りました.





ハイシーズンにオーンズスキー場は

初めてでございました.

スキー13日目.

5名.






滑りやすい斜面と雪質でした.

混んでいましたが,楽しめました.



スキーは上手くなればなるほど,

ケガの危険が大きいように思います.

たとえば,ワールドカップレーサーだと,

たいていの選手は

膝の靭帯を切っていると思います(笑)

いや,笑うところじゃないですね.




私の場合は安全第一.

大きなケガは,したことがありません.

そして,あまりこけません.




ですが,久々にマジこけしました.

コブです.

精神的にダメージ受けますね.




というわけで,精神的にやられた後の

あやしい滑りをご覧ください.





絶対に転ばないと心に誓った滑り.
板:サロモン,小回り用.
帽子:イカ帽.




整地は外足に乗れてないところありますね.

恥ずかしい・・・.



コブは滑りやすい深さと形でしたが,

攻める気,全くなし.

深すぎる吸収動作ですね.



おじさんなので,こんなもんです.



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今日の音符読み:45秒




2016年2月7日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。豊島将之 七段 - 村山慈明 七段(2016.2.7)





NHK将棋トーナメント,

準々決勝.

豊島七段 - 村山七段の感想です.









先手,豊島さん.



髪型がもとに戻ってから,

調子がいいように思います.

たまたまでしょうが.





後手,村山さん.






解説は糸谷八段.




糸谷さん.


戦型予想は横歩取り.

実際は角換わり腰掛け銀でした.

最近は矢倉は先手が

避けることが多いとのことでした.









対戦成績.


対戦数は意外と(?)少なく感じました.




村山さん,本局も受けのイメージを

忘れさせる,攻めの姿勢.

3九角は駒音高かったです.




後手,村山さん,3九に角打.



5八に飛車を逃げつつ,角成りを受けると,

8六飛車.

早速,飛車を切り飛ばしました.

村山さん,攻めますなぁ.

一気に終盤戦.




見所の一つは

村山さんが豊島さんの飛車を

追いかけたところでしょうか.

素人っぽくも感じますが,

飛車を追いかける将棋を

見るのが大好きです.




いつだったか,

「飛車を追いかけると少年の心を思い出す.」

という言葉を聞いたことがあります.

たしか,永瀬さんです.





飛車捕獲.





そんなこんなで,村山さんの勝ちでした.



投了図.


5八角を見て,

豊島さんの投了となりました.

かっこいい,捨て駒ですね!

同金は5六金.

あい駒は6五金.

面白い将棋でした!



村山さんの1回戦の感想(八代五段戦)
村山さんの2回戦の感想(菅井六段戦)
村山さんの3回戦の感想(森内NHK杯戦)


豊島さんの1回戦の感想(塚田九段戦)
豊島さんの2回戦の感想(三浦九段戦)
豊島さんの3回戦の感想(佐藤康光九段戦)




今日の音符読み:51秒


2016年1月31日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。藤井猛 九段 - 北浜健介 八段(2016.1.31)






NHK杯将棋トーナメント3回戦.

藤井九段 - 北浜八段の感想です.

解説は行方八段.








襟は違う色.藤井さん.





後手,北浜さん.





解説の行方さん.





対戦成績は
藤井さんから見て10-2.



戦型は角交換で,

先手,藤井さん

四間飛車→三間にふりなおしで美濃囲い.

後手,北浜さん居飛車+左美濃→銀冠.




なぜ,手損等で不利っぽいのに,

角交換をするかといえば,

「1二から角を滑らすのがかっこいいから」

とおっしゃっていた,藤井先生.


今日もやっていました.




雑なgif.



たしかに,かっこいい手つきでした.






北浜さん,序盤に自陣角を投入.

と思っていたら,

藤井さん飛車を四間に振り戻し.

序中盤,北浜さんの優勢だったようです.

がいつのまにか,藤井さん逆転.




終盤,1三に銀捨て.



次の1手のようなかっこいい手でした.

(このあと,同香に送りの手筋の1二金.)



藤井さんの勝ちでした.



藤井さん,勝った後,

ニヤニヤしていたのが面白かったです.


藤井さんの2回戦の感想(屋敷九段戦)
藤井さんの1回戦の感想(高橋九段戦)


北浜さんの2回戦の感想(羽生名人戦)
北浜さんの1回戦の感想(村田五段戦)

今日の音符読み:48秒

2016年1月29日金曜日

【観る将】第65回NHK杯。千田翔太 五段 - 糸谷哲郎 八段(2016.1.24)





やっと,見ました.

先週日曜のNHK杯将棋トーナメント.

3回戦.

千田五段 - 糸谷八段.

解説は森信雄七段.




森門下,兄弟弟子とのことでした.


先手,千田さんの初手,7八金.



初手,7八金.


感想戦では「ポナンザ」の

言葉も出ておりました.

ハム将棋でも有名ですよね.



「対振り飛車では駒組みが窮屈になる」

のような,解説を聞いたことはありますが,

素人の私には理解できておりません.



ですが,相手はやはり,プロ.

糸谷さんは四間飛車にしました.

というわけで,戦型は,

先手,居飛車+穴熊

後手,四間飛車+銀冠.




途中,千日手っぽくなっていましたが,

千田さんから打開.

2筋→1筋→3筋の順に歩の突き捨て.




解説の森さんによると,

無理な仕掛けではないか?

とのことでしたが,

お互い自分の指したい(に見える)

手を続ける展開.



渋い展開もいいですが,

激しい将棋はやはり面白かったです.

千田さんが攻めきって,

千田さんの勝ちでした.



棋譜



今日の音符読み:49秒

2016年1月27日水曜日

【バックカントリー】2016.1.24,余市岳滑りました.




影イカ帽.




週末は,

西日本が雪でしたが,

北海道は晴れ.

キロロスキー場集合で,

余市岳に登りました.


スキー12日目,

バックカントリー5回目.



メンバーはおっさん2名.

きれいな,お姉さま方3名.

と,現地で出会った,知り合い2名.

合計7名.

アルペン3名.

ボード4名.




私が知っているのは,

職場のおっさん,1名だけ.

静かにしておりました.




キロロスキー場から.
なんとかと言う,山
斜面にクラック入っています.



余市岳
山が大きいなぁ.



南斜面は前日等の滑走跡がたくさん.

さらにスノーモービルもたくさん.




ですが,少々進むとピーク直前くらいから,

南東を見ると,ノートラック.

そこで5名が滑るとのこと.

「まぁ,見てくる.」ということで,

おっさん,2名でさらに奥を目指しました.





余市岳のピークを越えて,
稜線を奥に.




なんだか,きれいです.




このあたりから左に,ドロップイン.
ずいぶん,急に見えます.



私のビデオカメラで,

滑るところを撮ってもらうことになりましたが,

録画ボタンが効かず,

とっさの判断で,

アクションカメラで,

撮影してもらいました.


ズームが効かないカメラのため,

豆粒ですが,雰囲気だけでも伝わればと.






余市岳.









シュプールを眺める.
空がきれいです.







帰り道,もう一度滑った斜面を眺める.





帰り道は,スノーモービル約30台?の集団の

エンジン音を堪能しながら,

帰りましたとさ.




2日後,

インフルエンザ発症しました.





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