昨日も,ひと泳ぎして参りました。
さて,昨日のNHK杯将棋トーナメントの感想です。
豊島七段 − 塚田九段。
豊島さんの「矢倉と横歩取りの準備をしてきた」の
インタビュー通り、矢倉に一直線。
序盤はサクサク進みました。
中盤,豊島さんの金と塚田さんの銀が交換されましたが、
塚田さんは交換した金を使って、棒金戦法。
一瞬,緩んだ(素人には緩んでは見えませんが・・・)隙に
豊島さんが,ものすごい攻めでした。
桂馬を2五に何度も打って,
塚田玉回りの金銀がはがされていました。
塚田さん,桂馬4枚持ちましたよね。
以前,「月下の棋士」で,主人公が
桂馬4枚を使って,「四桂(死刑)だ」とか、言って,
相手玉を詰ませていたのを思い出しましたが、
桂馬を使う間もなく,豊島さんが勝ちでした。
長手数の詰めでした。
王手をかけ始めて,19手目で投了。
その後,4手で詰みと解説されておりました。
23手詰めですか・・・.
(私は5手詰めとか3手詰めでも楽しめるくらいの棋力でございます。)
投了時の塚田さんの持ち駒,すごいですね。
「ピッタリ厨」という言葉を聞いたことがあるような気がしますが、
(歩は余しましたが)これもピッタリ,詰みですね。
投了図(クリックで拡大)
豊島さん、強いですなぁ。
豊島さん2回戦は三浦さんですね。
三浦さん、たしか豊島さんに全敗していた気がします。
去年も2回戦で当たって,ボロ負けでかわいそうでした・・・。
相性ってあるんですかね。
三浦さんも強いはずなんですが・・・。
棋譜はこちら.
0 件のコメント:
コメントを投稿