2015年5月10日日曜日

【観る将】第65回NHK杯。村田五段-北浜八段(2015.5.10)







水泳の体力も向上してきた気がします。





さて、NHK杯将棋トーナメントの感想です。


今日は村田顕弘五段 - 北浜健介八段。





解説は畠山七段。

畠山さんによると2人とも詰将棋作家で解くのも得意。

終盤戦が見どころとのことでした。








インタビューでは北浜さん、振り飛車宣言。




宣言通り、飛車対抗形になりました。


後手から角交換したんで、一手損角換わりっていうんでしょうか?

(ちゃんと理解しておりません。)



囲いは先手の村田さん、銀矢倉(でいいですよね)に対し、

後手の北浜さんは銀冠になりました。



中盤は「一番強い対応」(畠山さんより)で、

村田さんが攻めていたし、馬が守りで大活躍のようにみえました。

なので村田さんが優勢に見えました。




が、


村田さんが自分の馬筋に銀を打つ手が疑問手のようでした。

(7四銀)

「攻めが渋滞とまではいかないにしても、怖い手ですね。」

(こちらも畠山さんより)


の1手から、優劣は反転したように見えました。






解説も的確でプロの技の高さを感じます。






その後は、見ごたえのある玉頭戦でした。






村田さんといえば、

「りゅ、りゅ、りゅう、とったんですか?」

が思い出されますが、

王手龍取りをお見舞いして、

龍を取っていました。








117手目.王手竜をお見舞い.







(再び、貼っておきます。)





プロの将棋では王手飛車とか王手龍をかけたほうが負ける説は、

今日も当てはまっておりました。







終盤は豊富な持ち駒から詰将棋作家っぽく、

飛車2枚を捨てる筋で、北浜さんが村田玉を詰ませていました。

長手数でしたし、飛車(竜)捨てもかっこよかったです。

先ほど、数えましたが、31手詰めだと思います。

(27手目で投了)



秒読みでも全く問題ないんですね。

毎週、すごさを感じます。

すごいなぁ。





村田さんは、本局トータルで3回、

龍を取っていたと思います・・・。





棋譜.




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