2015年3月28日土曜日

【観る将】電王戦ファイナル第三局(稲葉七段-やねうら王)の感想。





今日,明日は一人暮らし。

電王戦,ほとんど見ることができました。





今日は第三局。

稲葉七段と「やねうら王」でした。

函館五稜郭公園で行われました。

北海道も暖かいです。







練習の様子がニコニコ動画にありましたが,

勝っている将棋も見ておりましたので,期待しておりました。



門を開けて待つ。










横歩どりの将棋から,後手の「やねうら王」が2筋突破を狙いました。

先手の稲葉さんがむしろ,攻めを呼び込む形で,

銀得ながら,2筋の突破を許しました。

それからはあまり,変化のない,一本道の中盤戦との解説でした。






解説と言えば・・・,

糸谷さんのネクタイ,気になりましたよね。

おしゃれな締め方かとも思いましたが,

そうではないようでした。




(午前中.)




(午後.)
スイーツを食し,満足そうな笑顔の糸谷さん.





今日の評価値はYSSでしたが,

2筋を突破されたあたりから,

やねうら王の優勢を示しました。



稲葉さん,粘りましたよね。

するすると玉が浮いて,入玉を目指す将棋。

絶体絶命っぽいところから長かったです。






ですが,稲葉さんも一直線に入玉を目指すわけではありませんでした。

「駒が足りないので,駒を少し稼げたら,入玉を目指してたかも」

とのことでした。



5段目で稲葉玉が残っていたので,

「わざと4段目に入らないのか?」
(やねうら王が入玉モードに切り替わるのではないか?)

とのコメントが生放送,リスナーから流れていましたが,

そうでもなかったようです。





稲葉さんは入玉の将棋が苦手との解説もありました。






解説で印象に残ったのは糸谷さんのお話。

記憶から引用。

自分が不利な状況の場合は,相手の手が広くなるよう誘導する。
かつ,決め手を与えないことを考える。相手を迷わせることを考える。

糸谷さんの場合は,あとは不利な時ほどノータイム指しでしょうか。

竜王戦を思い出してしまいます。



やねさん,強かったですね。




第一局の感想。(斉藤五段-apery)

第二局の感想。(永瀬六段-Selene)



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稲葉さん-やねうら王さんの船江さん観戦記。


棋譜。



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